最近、インテリア雑誌や風水の特集で「ライオンの絵」を目にすることが増えました。たしかに、百獣の王といわれるその堂々たる姿は、部屋に飾るだけで空間が引き締まり、力強い印象を与えてくれますよね。
でも、実はそれだけじゃないんです。風水的に見たとき、ライオンの絵にはしっかりとした意味と力が込められていて、飾る場所を工夫すれば、家全体の運気を底上げしてくれる存在なんです。
今回は、そんな「ライオンの絵」が持つ風水的な意味や、どの方角・部屋に飾るとより効果が高まるのか、そして最後にライオンという動物自体の持つ象徴性について、車椅子ユーザーの私が自宅で飾って感じたリアルな体験も交えてご紹介したいと思います。
ライオンの風水的な意味とは?
風水では、動物の絵や置物は「象徴(シンボル)」としてとらえられ、それぞれが特定のエネルギーや運気を司るとされています。ライオンはその中でも特に「権威」「守護」「成功運」「勝負運」に関係がある動物です。
まず一つ目は「権威の象徴」。古代中国では、宮殿の門前に石でできた獅子像が置かれていたように、ライオン(獅子)は権力者を守る守護獣とされてきました。ビジネスの世界では、地位を築きたい、リーダーシップを発揮したいという人にぴったりのモチーフです。
二つ目は「守りの力」。風水では、外から入ってくる悪い気(邪気)を跳ね返す存在が重視されますが、ライオンの鋭い目とたくましい体は、その役目をしっかりと果たしてくれるとされます。まるで家の番人のような存在ですね。
三つ目は「勝負運と成功運」。百獣の王であるライオンは、競争に勝ち抜く力や成功を象徴する動物です。受験生やスポーツ選手、起業を考えている人には特におすすめできます。前向きに人生を切り開くエネルギーをくれるパートナーとも言えるでしょう。
ライオンの絵の飾る場所とは?
ただし、風水では「どこに飾るか」がとても重要です。せっかく運気を上げる象徴があっても、飾る場所が間違っていたらその効果は半減してしまいます。ここでは私自身が風水の本や専門家のアドバイスを元に実践したおすすめの配置ポイントをご紹介します。
① 玄関:守護の力を最大限に活かす場所
玄関は「気の入り口」とされる風水の要。ここにライオンの絵を飾ると、外から入ってくる悪い運気を跳ね返し、良い気だけを家に引き入れてくれます。できれば、玄関の内側から見て右側に飾ると「陽の気」を引き込めるのでベスト。
② リビング:家族全体の運気アップに
家族が集まるリビングは「家の中心」とも言える場所。ここにライオンの絵を飾ると、家庭運や人間関係に良い影響を与えます。特に家族にリーダー格がいる場合、その人の運気を後押ししてくれます。
③ 書斎や仕事部屋:勝負運や集中力アップに
仕事部屋にライオンの絵を飾ると、集中力が増し、勝負ごとに強くなるとされています。商談前やプレゼンを控えた時に心の支えになってくれることも。私も実際、原稿を書いていて煮詰まったときにふとライオンの絵を見ると、背筋が伸びる思いがします。
注意点:寝室は避けるべき?
ただし、あまりにエネルギーが強いライオンの絵は、リラックスしたい寝室には不向きとされています。寝室には「穏やかさ」「癒し」の象徴である草花や鳥の絵を選ぶ方が無難です。
ライオンの解説
ライオンはアフリカを中心に生息する大型肉食獣。動物の中でも非常に高いカリスマ性を持ち、堂々とした態度は見る者すべてに「強さ」と「尊厳」を感じさせます。
古代エジプトやローマ、アジア圏でもライオンは「王権」の象徴とされ、時には神聖な存在として扱われてきました。
また、ライオンは実際の生態でも、群れ(プライド)を守るリーダー的存在です。特にオスのライオンはたてがみを持ち、威風堂々と群れを率いて外敵から仲間を守ります。
この姿が「守護」「リーダーシップ」「決断力」の象徴とされ、風水的な意味と見事に一致しているんです。
ちなみに、私が飾っているライオンの絵は、横向きに座ったリアルタッチのデザインです。目線が正面を見据えていて、見ているとこちらも気が引き締まる気がします。もちろん、怖すぎないように絵の色味は暖色系を選びました。インテリアにもなじんでいて、来客の方にも好評です。
最後に
風水というと、ちょっとスピリチュアルな世界の話…と敬遠されがちかもしれません。でも、日々の暮らしの中で自分の気持ちを整えたり、前向きなエネルギーをもらったりするのに、「意味のあるアート」を取り入れることはすごく有効だと私は感じています。
ライオンの絵は、ただ飾ってカッコいいだけじゃなく、「守られている」「ここぞという時の力をくれる」という安心感もくれます。
もしお部屋にちょっとした変化を加えたいと感じているなら、ぜひ一度、ライオンの絵を取り入れてみてください。あなたの暮らしに新たな風が吹き込むかもしれません。
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