最近、自宅のリビングに飾る絵を探していたとき、ふと目に留まったのが「恵比寿天」の絵でした。ふくよかな笑顔、右手には釣り竿、左手には鯛を抱えた姿。どこか安心感のあるその雰囲気に惹かれ、つい手に取ってしまったのです。
でも、「これって、ただの縁起物? それとも風水的にも意味があるのかな?」と疑問が湧き、調べ始めたところ、想像以上に深い意味が込められていました。
今回は、恵比寿天の絵が持つ風水的な意味や効果的な飾り方、そして少し意外かもしれない「鳳凰」との関係について、私なりにまとめてみたいと思います。
恵比寿天の風水的な意味とは?
風水の世界では、「絵」は空間の気を動かす大切なアイテムとされています。なかでも恵比寿天の絵は、金運・商売繁盛・豊穣・人との縁を引き寄せるとされており、古くから商家や飲食店、家庭でも大切にされてきました。
恵比寿天は七福神の中でも唯一、日本古来の神様と言われています。他の神々がインドや中国にルーツを持つ中、恵比寿様は海の神「事代主命」や「蛭子神(ひるこのかみ)」として知られ、日本の漁業や農業、商売を支える庶民の味方として信仰されてきました。
右手の釣り竿は「チャンスを釣り上げる」、左手の鯛は「目に見える成果・幸福の象徴」です。つまり、ただの縁起物ではなく、努力を実らせて豊かさを呼び込むという実践的な意味を持っているのです。
特に金運アップや、仕事に関する運気を上げたいとき、恵比寿天の絵は力を貸してくれると考えられています。
また、笑顔の表情は「和をもたらす力」としても注目されています。家庭や職場で人間関係を円滑にしたいという方にもぴったりのモチーフです。
恵比寿天の絵の飾る場所とは?
さて、どんなに良い絵でも、飾る場所を間違えるとその力が半減してしまうこともあります。風水では「方位」や「気の流れ」が非常に重要視されます。では、恵比寿天の絵はどこに飾るのが良いのでしょうか?
まず最もおすすめなのは、玄関の右側の壁です。玄関は運気の入り口。その右側(東南や南向きが理想)は、金運や人間関係運に関わる「陽の気」が入りやすいとされているため、恵比寿様のエネルギーと相性が良いのです。
次におすすめなのは、仕事部屋や店舗の入り口付近です。とくにデスクやレジの背後の壁に飾ることで、恵比寿天が「背中を守ってくれる存在」になります。実際、多くの商店では恵比寿様を入口やカウンター周辺に飾っているのを見かけますね。
逆に避けたい場所は、トイレや浴室、または直接床置きしてしまうような低い位置です。神聖な存在である以上、粗末に扱うことは運気を下げることにつながるため注意が必要です。
さらに言うなら、絵のフレームや周囲の装飾にも気を配りたいところ。なるべく清潔で、光沢のある金縁のフレームや木製の枠など、品のあるデザインを選ぶと、より風水的効果が高まります。
恵比寿天の解説
恵比寿天の絵を飾る効果は、単なる縁起担ぎにとどまりません。風水では「気は形に宿る」と考えられますが、恵比寿天の絵には「笑顔」「富」「努力」「繁栄」といった象徴が凝縮されています。
毎日その姿を見ることで、自然と前向きな気持ちになり、自分の行動や言葉も変わっていきます。これは心理学的にも「プライミング効果」と呼ばれる現象で、環境が思考や行動に影響を与えることが証明されています。
また、恵比寿天は七福神の中でも唯一の日本由来の神様であることから、私たちの暮らしや価値観に深く馴染んでいます。そのため、絵を飾ることは単なる装飾以上に、心の安定や家族の絆を強める役割も果たすのです。
個人的には、恵比寿天の絵は「ただの運気アップアイテム」ではなく、「毎日笑顔をくれる存在」と感じています。忙しい日々の中でも、ふとその笑顔を見るだけで心が軽くなり、「今日も頑張ろう」という気持ちが湧き上がってくるのです。
最後に
今の時代、経済や人間関係に不安を感じる人も多いかもしれません。そんなときこそ、暮らしの中にちょっとした「縁起」を取り入れてみるのはどうでしょうか?難しいことではありません。恵比寿天の絵を一枚、明るく清潔な場所に飾るだけで、心にゆとりと希望が生まれてきます。
私自身、あの絵を玄関の右側に飾ってから、なぜかお客さんとの関係がスムーズになったり、ちょっとした臨時収入があったりと、嬉しい出来事が増えました。もちろんそれが全部「絵のおかげ」と言い切ることはできません。でも、何か良い気の流れが動き始めたような気がするのです。
恵比寿天の絵は、単なる飾りではなく、日々の生活に「感謝」と「繁栄」という大切なメッセージを届けてくれる存在です。もし、何か一歩踏み出したいと思っているなら、ぜひあなたの暮らしにも取り入れてみてください。
笑顔の神様が、きっとあなたのそばにいてくれます。
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