マントヒヒの絵、なんて聞くと、ちょっと不思議に感じる方も多いのではないでしょうか。私も最初はそうでした。「なぜマントヒヒ?」と。でも、調べていくうちに、その存在感や象徴する意味の深さ、そして風水的な力に、私はじわじわと魅了されていきました。
世の中には、龍や虎、鳳凰のようなわかりやすい「風水動物」だけでなく、少し意外な動物たちにも、私たちの暮らしをサポートしてくれる力が宿っているのです。
今回は、そんな“ちょっと変わった”風水アイテムとしてのマントヒヒの絵に注目し、どんな意味を持ち、どこに飾るのが良いのか、そしてマントヒヒとはどんな動物なのかを、自分なりにご紹介していきたいと思います。
車椅子生活の中で、日々の小さな癒しや運気アップに興味を持ち続けている一人の素人ブロガーとして、できるだけわかりやすく、親しみやすく書いていきます。
マントヒヒの風水的な意味とは?
マントヒヒの絵には、風水的に「知恵」「判断力」「守護」という意味があるとされています。特にアフリカでは古くから、マントヒヒは太陽神の使いとも言われ、聖なる存在とされてきました。神聖な動物として神殿に描かれることもあったそうです。
風水においては、「猿」は元々、「縁」や「出世」を象徴する動物のひとつです。中国語の発音では「猿(ユエン)」と「縁(ユエン)」が同じ発音になるため、猿=縁起が良いという文化が根付いています。
マントヒヒもその猿の一種でありながら、特に「冷静な知恵」や「集団を守るリーダーシップ」に注目されます。
また、顔が赤く威厳のあるその姿は、「外敵から家族を守る力」「邪気を払う力」があるとされ、厄除けや防御の意味でも人気があるのです。
仕事運や家庭運を向上させたいとき、冷静な判断を必要とする場面、または家族の調和を大切にしたいときに、このマントヒヒの力を借りてみるのも一つの方法です。
マントヒヒの絵の飾る場所とは?
マントヒヒの絵を飾る場所として、風水的におすすめなのは、まず「東側」または「北東」の壁です。東は「成長」や「発展」を司る方位であり、北東は「知識」や「変化」に関わる方位。マントヒヒの持つ“知恵”や“変化を受け入れる力”と相性が良いのです。
もし、仕事部屋があるなら、その入り口の対角線上、つまり部屋の「奥」に飾るのが効果的です。そこにマントヒヒの絵を置くことで、自分の中の決断力や集中力を高め、外からの邪気を跳ね返す守りの力が得られるとされています。
また、子ども部屋や勉強部屋の北東に飾れば、落ち着いて学習に集中できる環境づくりのサポートにもなります。マントヒヒの絵を選ぶ際には、できれば目力のあるもの、凛とした姿が描かれている作品を選ぶのが良いと言われています。
ただし、あまりにも怖そうな表情の絵は、かえって緊張感を生んでしまうので、威厳がありつつもどこか温かみのあるものを選ぶのがポイントです。
マントヒヒの解説
マントヒヒは、アフリカに生息する大型のヒヒの一種で、特にオスは体格も立派で、たてがみのような毛が「マント(mantle)」のように見えることから、この名がついたそうです。彼らは群れで暮らし、仲間との絆を大切にしながら生活している社会的な動物です。
見た目は少し強面ですが、実際はとても賢く、仲間思い。リーダー格のマントヒヒは常に冷静に周囲を見渡し、集団の安全や秩序を保つ役目を担っています。こうした姿勢が、風水的にも「家庭や職場を守る力」「人との縁を大切にする象徴」としての評価につながっているのかもしれません。
また、神話や民間伝承の中でもマントヒヒは“知恵の動物”として登場することがあり、古代エジプトでは月の神・トトの使いとして崇められていました。このように、マントヒヒには単なる野生動物とは異なる神聖な背景があることも、私はとても興味深く感じました。
最後に
風水というと、どうしても龍や鯉の絵、金色の置物などが定番に思われがちですが、少し視点を変えると、私たちの知らないパワーがそこかしこにあることに気づかされます。マントヒヒの絵もその一つ。
知恵と守護、そして厄除けの意味を持つこの動物が、あなたの暮らしにそっと寄り添い、エネルギーを整えてくれるかもしれません。
私自身、車椅子で暮らす日常の中で、「見えないけれど確かなもの」に心を向ける時間が増えました。だからこそ、こういった風水的なアートが、ただのインテリア以上の意味を持っているのではと感じています。
マントヒヒの絵を、ぜひ一度、あなたの空間にも取り入れてみてはいかがでしょうか。意外な一枚が、意外な運を呼び込むかもしれません。私も、玄関の隅に飾ってから、なんだか家の空気がピリッと引き締まったように感じています。これもまた、マントヒヒの力なのかもしれませんね。
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