なんとなく寂しい部屋に、季節を問わず優しい空気を流し込んでくれる絵が欲しいなと考えていたとき、ふと目に留まったのがトナカイの絵でした。
私は普段、あまりインテリアにこだわる方ではなくて、車椅子で生活していることもあり、動ける範囲にお気に入りのものを置ければいいやと思っていました。
それでも、このトナカイの絵だけはどうしても家に迎え入れたくなったんです。理由ははっきりしなくても、心がじんわりと温かくなるような絵だったからかもしれません。
そんなトナカイの絵ですが、後から調べてみると風水的にも良い意味があることがわかり、家の中での飾り方ひとつで運気を呼び込めると知りました。
トナカイの風水的な意味とは?
トナカイは、風水の考え方では「繁栄」「家庭円満」「長寿」の象徴とされることがあります。
シカの仲間であるトナカイは、角が伸びていくことから「発展」「成長」のエネルギーを持つとされ、家族や自分自身の可能性を広げる手助けをしてくれるといわれています。
また、トナカイは北欧の厳しい冬を越える力強さと柔らかい眼差しを持ち合わせていることから、忍耐強く願いを叶えていくサポートをしてくれる存在と見なされることもあります。
冬だけでなく一年中飾れる動物モチーフで、特に「新しいことに挑戦したいけれど不安がある」「家庭運を大切にしたい」「自分や家族の成長を後押ししたい」という方におすすめです。
私自身も家の中で新しいことに挑戦するとき、パソコンの前に座ってこのトナカイの絵を見るだけで心が落ち着き、少し勇気が湧いてきます。
トナカイの絵の飾る場所とは?
では、トナカイの絵はどこに飾るのが良いのでしょうか。
風水の考え方では、北の方角は「キャリア運」「仕事運」と関係が深く、北西は「援助運」、東は「成長運」とつながるとされています。トナカイの絵は「成長」「繁栄」を象徴するため、東や北の方角に飾ると良い流れを作りやすくなります。
私の場合は、部屋の東側に置いている机の横にトナカイの絵を立てかけています。目線を上げると角を大きく伸ばしたトナカイと目が合うので、気持ちが前向きになる瞬間があります。
また、玄関に飾るのも良いとされています。玄関は良い運気が入ってくる場所なので、家に帰ってきたときに穏やかで優しい気持ちになれますし、家全体にポジティブな空気を巡らせてくれるように思います。
もし可能であれば、なるべく高い位置ではなく、自分の目線より少し高いくらいの位置に置くと、自然に目に入って元気をもらいやすいです。床に近すぎると運気が安定しないとも言われているので、棚の上や壁掛けで高さを調整してみてください。
トナカイの解説
トナカイは寒い地域に暮らす動物ですが、その姿はどこか優しく、穏やかで、それでいてたくましさを感じさせます。私が持っている絵のトナカイは、雪が積もる林の中をゆっくり歩いている後ろ姿が描かれているもので、見るたびに「焦らなくていいよ」と語りかけてくれるようです。
角がしっかりと伸びている姿は生命力を象徴し、季節を超えて生き抜く強さを表しているように感じます。
また、トナカイは家族で群れを作って行動するため、家庭運アップにも繋がる動物だと言われています。家族の健康や関係を大事にしたいと考えている方にとっても、トナカイの絵は心の支えになる存在です。
私が車椅子で暮らす中で感じるのは、目に入る絵一枚で空気が変わるということです。特にトナカイのように穏やかな表情の動物は、こちらが不安を感じているときも、そっと寄り添ってくれるような安心感があります。
絵として飾るだけでなく、一緒に暮らしているような感覚を持てるのがトナカイの魅力だと感じています。
最後に
トナカイの絵を部屋に迎えてから、なんとなく部屋の空気が柔らかくなった気がしています。忙しくて余裕がなくなったときや、新しいことに挑戦するときに心が落ち着かないときでも、このトナカイがそっと見守ってくれているようで、前を向く力をくれます。
風水的な効果を意識しすぎなくてもいいと思いますが、もし何か変えたいと思っている方がいたら、トナカイの絵を一枚飾ってみるのもいいかもしれません。
私自身、家の中で小さな楽しみを見つけることは生活を豊かにするために大切なことだと感じています。トナカイの絵はその小さな楽しみの一つであり、毎日の暮らしをそっと支えてくれる存在です。
もし興味があれば、自分の好みに合うトナカイの絵を探してみてください。そして、部屋の中で一番落ち着く場所に飾り、トナカイが運んでくれる穏やかな空気と一緒に、日々を少しずつ良い方向に変えていけたら嬉しいです。
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