外に出る時間が限られる分、部屋の中で過ごす時間はどうしても長くなります。だからこそ、部屋の空気や雰囲気には人一倍敏感です。気分が沈む日もあれば、なぜか前向きになれる日もあります。
その違いを考えていくうちに、絵や写真が持つ力に自然と目が向くようになりました。中でも私が惹かれたのがトンボの絵です。子どもの頃、秋の夕方に見上げた空をスーッと飛んでいくトンボの姿。
その記憶が、今の私の部屋にも静かに重なっていくように感じたのです。今回は、トンボの絵が持つ風水的な意味と、どこに飾るとよいのかを、私なりの視点でお話ししていきます。
トンボの風水的な意味とは?

風水においてトンボは、とても縁起のよい存在とされています。理由のひとつは、トンボが後ろに下がらず、前にしか進まない昆虫だと考えられてきたことです。この性質から、前進、成長、勝ち運を象徴すると言われています。
日本では古くからトンボは勝ち虫とも呼ばれてきました。戦国時代の武将が兜や鎧にトンボの意匠を用いたという話も残っています。それだけ、前向きな力を持つ存在として大切にされてきたのだと思います。
風水的に見ると、トンボの絵は停滞した気を動かし、流れを良くする役割があるとされています。私自身、何となく気分が重たい日にトンボの絵を眺めると、心の中に風が通るような感覚になることがあります。
大きな変化ではなくても、少し背中を押してくれるような、そんな存在です。また、トンボは水辺と空の両方を行き来する生き物です。このことから、感情と行動のバランスを整える象徴とも考えられます。
気持ちが先走りすぎる時や、逆に考えすぎて動けなくなった時、トンボの絵は中庸を思い出させてくれるように感じます。
トンボの飾る場所とは?
トンボの絵を飾る場所として、まずおすすめしたいのがリビングです。家族や自分が集まる場所は、家の中でも気の流れが集まりやすい空間です。そこに前進の象徴であるトンボの絵を置くことで、前向きな会話や行動が生まれやすくなると感じています。
次におすすめなのが、仕事や作業をするスペースです。デスクの正面や、ふと顔を上げた時に目に入る位置にトンボの絵があると、行き詰まった思考が少し軽くなることがあります。私も文章が進まない時、トンボの絵を見ると、もう一歩だけ進んでみようという気持ちになれます。
寝室に飾る場合は、派手すぎない色合いのトンボの絵を選ぶのがよいと思います。落ち着いた色調のものなら、一日の終わりに心を整え、翌日に向けて静かに前を向く準備を手伝ってくれます。
玄関もまた、トンボの絵と相性のよい場所です。玄関は気の入口と言われる場所です。外から入ってくる気を前向きな流れに変えたいとき、トンボの絵はやさしい案内役になってくれるように思います。
トンボの解説
トンボの絵を選ぶ際、私が大切にしているのは、上手さよりも相性です。写実的な絵でも、シンプルなイラストでも構いません。見た瞬間に、少しでも心が軽くなるかどうかが一番の基準です。
色については、青や緑が多く使われているものは、心を落ち着かせ、冷静な判断を助けてくれる印象があります。一方で、赤や金色が入ったトンボの絵は、やる気や活力を高めたいときに向いていると感じます。
風水というと難しく感じる方もいるかもしれませんが、私はあくまで暮らしを整えるヒントとして捉えています。正解を追い求めすぎると、かえって疲れてしまいます。トンボの絵も、自分が心地よいと思える場所に飾ることが、結果的に一番よい気の流れを生むのではないでしょうか。
車椅子生活の中で、私にできることは限られています。それでも、部屋の中に好きな絵を飾ることで、気持ちは確実に変わります。トンボの絵は、私にとって動けない時間を前向きな時間に変えてくれる存在です。
最後に
トンボの絵は、ただの装飾ではなく、前に進む気持ちをそっと支えてくれる存在だと私は思います。大きな成功や劇的な変化をもたらすわけではないかもしれません。それでも、今日より少しだけ明日を信じてみようと思える、その小さなきっかけを与えてくれます。
もし今、部屋の空気を変えたい、気持ちを切り替えたいと感じているなら、トンボの絵を一枚迎えてみてください。きっと、あなたの暮らしの中にも、静かで前向きな風が吹き始めるはずです。
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