毎日同じ部屋にいると、なんとなく空気がよどんでいる気がする時があります。私の場合は、車椅子で過ごす時間が長いこともあり、家の中で過ごす時間の「気」の流れをとても大事にしています。
以前、友人が「虎の絵は風水的にパワーを与えてくれるらしいよ」と教えてくれてから、虎の絵を飾ることを考えるようになりました。強くて頼れる虎の姿は、見ているだけで少し背筋を伸ばさせてくれるような気がします。
でも、ただ飾ればいいというわけではなく、風水には風水なりの意味やルールがあります。今日は、虎の絵の風水的な意味、飾る場所、そして虎という動物の不思議な力について、自分の言葉でお話していきたいと思います。
虎の風水的な意味とは?
虎は、古くから中国でも日本でも強さと守護の象徴として大切にされてきました。風水では虎は「白虎」とも呼ばれ、四神のひとつで西の守り神とされています。
虎の絵を飾ることで、家の中に邪気が入るのを防ぎ、持ち主に勇気と行動力を与えてくれると言われています。特に仕事で決断を迫られている時や、新しいチャレンジを始めたい時には、虎の絵が背中を押してくれる存在になってくれます。
私自身も、新しい目標を決めて動こうとするときに虎の絵を眺めると、気持ちが引き締まり「やるぞ」という前向きな気持ちになることがあります。風水は目に見えないエネルギーを整える知恵ですが、その中で虎は戦う力と守る力の両方を兼ね備えた存在なのだと感じています。
虎の絵の飾る場所とは?
虎の絵を飾るときには、ただ空いている壁にかけるだけではなく、飾る方角や高さにも注意すると風水的な効果を高められると言われています。風水では虎は西の方角の守護神とされているので、西側に飾るのが基本とされています。
もし仕事運を上げたい場合は、仕事部屋や作業スペースの西側に虎の絵を飾ると良いそうです。また、玄関の近くの西側に飾ると、外からの悪い気を跳ね返す効果があるとも言われています。
ただし、虎は強いエネルギーを持っているので、寝室に飾るのは避けた方が良いとされています。寝室は安らぎの場であり、虎のような強い気を持つ絵を置くと眠りが浅くなることがあると聞いたことがあります。
私の家では、玄関の少し入ったところの西側の壁に虎の絵を飾っていて、外から帰ってきて目に入るたびに「おかえり」と迎えてくれるような安心感があります。
虎の解説
虎は百獣の王と称されることもありますが、その力強さだけでなく、美しさも魅力のひとつです。虎は単独で行動する動物で、自分の力で生きていく象徴とも言えます。その姿勢は、周囲に流されず自分の道を進む勇気を与えてくれます。
また、虎の模様は自然の中で溶け込む迷彩の役割を果たしますが、同時にその美しさが人々を惹きつけてやみません。私が飾っている虎の絵は、雪の中でたたずむ虎の後ろ姿が描かれているもので、振り返るようにこちらを見る視線に心が動かされました。
その目には怖さだけではなく、どこか優しさや静かな強さを感じさせてくれる不思議な魅力があります。
虎の絵を選ぶときは、睨みをきかせる虎も良いですが、自分が見て「励まされる」「心が落ち着く」と思える虎を選ぶと、毎日目にするたびにその気持ちが少しずつ自分の中に積み重なっていくと思います。
最後に
虎の絵を飾ることは、ただインテリアとしての楽しみだけでなく、自分の気持ちを整えたり守ったりする力を与えてくれる大切なアイテムになると私は思っています。毎日の暮らしの中で、自分の軸がブレそうになることは誰にでもあります。
特に私のように家の中で過ごす時間が長いと、家の空気や壁にかかった絵から受け取る気持ちは思っている以上に大きな影響を持っています。虎の絵は、勇気を持ちたいとき、心を強く持ちたいときにそっと力を貸してくれる存在になってくれるはずです。
もし最近、自分に自信が持てない日が続いているなら、一度虎の絵を部屋に迎え入れてみてください。私自身、虎の絵を飾ることで前向きな気持ちになり、気持ちの切り替えがうまくできるようになりました。
これからも虎の絵とともに、日々の暮らしを少しずつ前向きにしていけたらいいなと感じています。
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