最近、牛の絵に惹かれるようになった。重厚感があって、静かにこちらを見つめる姿に何とも言えない安心感を感じる。けれども、ふと疑問が湧いた。「これ、風水的に飾っても大丈夫なの?」と。
今回は、牛の絵にまつわる風水的な意味や飾る場所、さらには牛という動物自体のイメージについて、ゆるっとご紹介してみます!
牛の風水的な意味とは?
最近、牛の絵に惹かれるようになった。重厚感があって、静かにこちらを見つめる姿に何とも言えない安心感を感じる。けれども、ふと疑問が湧いた。「これ、風水的に飾っても大丈夫なの?」と。
風水では動物の絵を使って気の流れを整えるという考え方があるけれど、牛の絵にはどんな意味があるのだろうか?調べてみたところ、牛はとても縁起の良い動物として知られていた。
まず、牛は「努力」「忍耐」「勤勉」の象徴。コツコツと働く姿勢を大切にする人にとって、まさに理想のシンボルと言える。また、古代中国では牛は農耕の神に仕える存在とも言われ、土地に実りをもたらす「財運」の象徴としても扱われていた。
つまり、牛の絵は金運アップや仕事運アップを願う人にとって非常にぴったりなモチーフというわけだ。
また、十二支の「丑(うし)」にあたることから、干支との関連も強い。特に丑年生まれの人には相性がよく、守護動物のような役割も果たしてくれるとされている。
さらに面白いのは、風水では牛が「陰の気」を強く持つとされている点。これは悪い意味ではなく、「静けさ」や「落ち着き」を空間にもたらすという意味だ。騒がしくなりがちな家庭や、集中したい書斎、仕事場などに落ち着きを与えるアイテムとして使える。
牛の絵の飾る場所とは?
では、そんな牛の絵はいったいどこに飾れば一番効果的なのだろう?
まず、風水的におすすめされているのは「北東」方位。これは丑の方位と一致しており、「根を張る」「基礎を固める」といったエネルギーがあるとされる。
家庭運を安定させたい人や、何か新しいことを始めようとしている人にとって、北東に牛の絵を飾るのはとても良い選択だ。
また、「仕事運」「金運」を上げたい人には、書斎やオフィスの「西」や「北」の壁に飾るのが効果的とされている。西は金運の方位として知られており、北は仕事や学問に関するエネルギーを高める方向だ。
ただし、飾るときの注意点もいくつかある。
- 牛の絵が「うつむいている」ようなデザインや、疲れ切っているような様子のものは避けた方が良い。風水では、飾る絵の中の動物が持つ「気」も空間に影響を与えるため、できれば「しっかり前を向いている牛」や「力強く立っている牛」の姿が良い。
- ベッドルームには避けた方が無難。陰の気が強いため、寝室に飾ると気が重くなり、熟睡を妨げることがある。
牛の解説
牛といえば、のっそり歩く、のんびりしたイメージがある。でも、よく見るとその姿は力強く、どっしりと地に足をつけた存在感がある。
古代から人間の暮らしと深く関わってきた牛は、単なる家畜というだけでなく、文化的にも精神的にも多くの意味を背負ってきた。例えば日本では、神社に「撫で牛」が置かれているのを見かけたことはないだろうか?これは、牛に触れることで病気平癒や厄除けのご利益があるとされている。
インドでは神聖な動物とされ、ヒンドゥー教では牛を食べることが禁じられているほどだ。大地の恵みを象徴する存在として、農耕社会においては命の源とされていた。
そんな牛の絵は、描かれ方によって印象も様々。水墨画で描かれた素朴な牛、洋画でリアルに描かれた躍動感あふれる牛、抽象画で描かれた神秘的な牛……どれもそれぞれの魅力がある。
自分の心が惹かれる牛の絵を選ぶことで、その「気」が自宅に広がっていくと考えると、ただの装飾品ではない意味が生まれてくる。
最後に
正直、最初はただ「かわいいから」「インテリアとして合いそうだから」という理由で牛の絵に惹かれた。でも調べてみると、牛はただの動物ではなく、風水的にも文化的にも、深い意味を持った存在だということが分かってきた。
特に、仕事やお金の運を上げたいと考えている人にとって、牛の絵は非常に心強い味方になるかもしれない。しかも、飾る方位や場所を少し工夫するだけで、その効果をさらに引き出すことができる。
大事なのは、単に「飾る」だけでなく、その絵と「どんな気持ちで向き合うか」。牛のように、一歩一歩着実に前に進む心を忘れずに、毎日を過ごしていけたら、それだけで風水の効果は自然と現れてくるんじゃないかな。
牛の絵、ただのインテリアと思っていたけれど、思っていた以上に奥深い存在だった。
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