まだ寒さが残る早春の朝、庭の木の枝で「ホーホケキョ」と鳴く鶯の声を聞くと、心がふっと軽くなる瞬間があります。日本では古くから鶯は春の訪れを告げる鳥として愛され、俳句や和歌にも多く詠まれてきました。
そんな鶯をモチーフにした絵は、ただのインテリアではなく、風水的にも意味深い存在なのです。私自身、リビングに小さな鶯の絵を飾ってから、家の雰囲気が不思議と明るくなったように感じています。
今回は、鶯の絵が持つ風水的な意味や、運気をより高めるための飾り場所について、私なりの体験と調べたことを交えてお話しします。
鶯の風水的な意味とは?
鶯は東アジアでは吉兆を表す鳥とされ、特に「春」「再生」「希望」といった意味が込められます。風水の世界では、鳥は良い知らせやチャンスを運んでくる存在として扱われ、その中でも鶯は「新しい始まりを告げる鳥」として特別視されてきました。
色にも注目すると、鶯色は自然や木を象徴する「木の気」を強く持っており、成長や発展のエネルギーを家にもたらすとされます。また、鶯の鳴き声は清らかで澄んでおり、邪気を払い心を和ませる作用があるともいわれます。
風水の五行思想に照らすと、鶯のモチーフは東の方角との相性が良く、家庭や仕事での発展運、人間関係の調和を後押しします。特に新しいことを始めたい時期や、家族に新しい命を迎える予定がある場合に、鶯の絵を飾ることはとても良いとされています。
鶯の絵の飾る場所とは?
では、鶯の絵はどこに飾ると効果的なのでしょうか。私が試してみて実感したおすすめの場所は以下の通りです。
玄関
鶯の絵を玄関に飾ると、家に入ってくる「気」を明るく柔らかいものに変えてくれます。来客の第一印象も良くなり、訪れる人にも安心感を与えます。特に東向きの玄関であれば相性抜群です。
リビングの東側
家族が集まるリビングの東側に鶯の絵を置くことで、家族の会話が自然と増え、雰囲気が和やかになります。私の家では、ここに飾ってから家族で過ごす時間がより楽しくなったように感じています。
書斎や仕事部屋
鶯の絵は新しいアイデアやひらめきを呼び込む効果もあるとされます。仕事で行き詰まったとき、ふと鶯の絵を見ると気持ちが切り替わり、作業がスムーズに進むこともあります。
寝室
落ち着いた色合いの鶯の絵であれば、寝室にもおすすめです。特に朝日が差し込む位置に飾ると、目覚めが爽やかになり一日のスタートが気持ちよく切れます。
鶯の解説
鶯の絵が持つ力は、単なる風水の「運気アップアイテム」という枠を超えています。自然界に生きる鶯は、冬の静けさを破って春を知らせる存在です。その姿や声は、無意識のうちに人の心に前向きなエネルギーを与えます。
風水の面から見れば、絵は実物と同じエネルギーを宿すとされます。つまり、鶯の絵は生きた鶯の「春を告げる力」を家の中に呼び込む役割を果たします。
飾る際には、できれば明るく柔らかな色合いの作品を選ぶと、家全体の気が温かくなります。逆に暗すぎる色調や不安を感じる表情の鶯は避けたほうが無難です。
また、額縁や背景にもこだわると効果が増します。自然な木目調の額や、花や梅の枝と一緒に描かれた鶯の絵は、木の気と火の気のバランスが良く、さらに運気を高めます。
最後に
鶯の絵は、単に可愛らしい鳥の絵ではなく、春の訪れや新しい始まり、家族や自分自身の成長を後押ししてくれる力を持っています。私自身、鶯の絵を部屋に迎えてから、日々の暮らしにちょっとした変化を感じています。
朝、ふと目に入るその姿が、今日もいい一日になりそうだという予感を与えてくれるのです。
もしお部屋のインテリアに迷っているなら、鶯の絵を飾ってみるのも素敵な選択だと思います。自然の息吹と春のエネルギーが、きっとあなたの生活にも優しい追い風を運んでくれるでしょう。
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