家の中に絵を飾るとき、そのモチーフには不思議な力が宿るといわれます。特に風水では、動物や魚の絵がエネルギーの流れを整え、生活に良い気を運ぶと考えられています。
中でも「ドジョウの絵」は、金運と生命力を象徴する存在として、静かな人気を集めています。ドジョウは泥の中でも力強く生き抜く魚で、その姿は「逆境に強い」「しぶとく生きる」「底力を持つ」という意味を持ちます。
そんなドジョウの絵を日常に取り入れることで、人生の流れを穏やかに、そして確実に前進させてくれる効果があると信じられています。私自身、風水を少しずつ学びながら部屋の雰囲気を変えてみたのですが、このドジョウの絵を飾ってから、不思議と気持ちが落ち着くようになりました。
ドジョウの風水的な意味とは?

風水におけるドジョウは、「金運」「再生」「粘り強さ」の象徴です。泥の中でも生きる姿は、どんな困難にも負けずに生き抜く精神を表しています。そのため、事業をしている人や、挑戦を続けている人にとって、運気を支える縁起物として最適です。
また、ドジョウは「水」の気を強く持つ魚でもあります。水は風水では「財」を意味します。つまり、ドジョウの絵を飾ることで、停滞していたお金の流れをスムーズにし、コツコツと貯める力を高めてくれるのです。
さらに、ドジョウが群れで泳ぐ姿は「人との縁」や「協調性」を表すとされ、人間関係を良好に導く作用もあるといわれます。風水では、成功の裏には必ず良い人間関係があると考えるため、この点も非常に重要です。
ドジョウの飾る場所とは?
では、ドジョウの絵をどこに飾るのがよいのでしょうか。風水的におすすめの場所は「玄関」「リビング」「仕事部屋」です。まず玄関は、家の気の入口です。ここにドジョウの絵を飾ると、外から良い運気を取り込み、悪い気を泥のように吸い取ってくれるとされています。
特に北側の玄関に飾ると、水の気と調和し、金運がより安定するといわれています。リビングに飾る場合は、家族の団らんを見守るような位置に置くのが良いでしょう。穏やかな水の流れを描いた背景のドジョウなら、家庭内の会話が増え、居心地の良い空間を作ります。
仕事部屋に飾ると、集中力が高まり、目標を達成する粘り強さを与えてくれます。特に東側に置くと「成長運」が上がり、出世や新しいチャンスを呼び込む効果も期待できます。
ドジョウの解説
ドジョウの絵を選ぶ際には、色合いや構図にも注目してみましょう。金色や茶色が使われているものは、金運を呼び込みます。青や黒の背景が多い絵は「水の気」を強めるため、仕事運や冷静な判断力を高めたい人に向いています。
逆に赤系の背景は「火の気」が強く、ドジョウのエネルギーとぶつかることがあるので注意が必要です。また、リアルに描かれた写実的なドジョウの絵は、現実的な努力や成果を引き寄せるとされ、抽象的で柔らかな印象の絵は、心の落ち着きや癒しをもたらします。
風水的には「絵そのものに動きを感じるか」が大切です。ドジョウが上へ向かって泳いでいる姿の絵は、運気上昇を意味します。反対に下向きに泳ぐ姿は、エネルギーが下がるとされるため避けた方が良いでしょう。
最後に
ドジョウの絵は、派手さはないけれど、静かに運気を底上げしてくれる頼もしい存在です。泥の中でじっと力をため、やがて水面へ顔を出すドジョウのように、努力を続ける人を応援してくれるシンボルでもあります。
風水は「気の流れ」を整えることで運を味方につける知恵です。その中で、ドジョウのように堅実で生命力あふれる存在を取り入れることは、日々の生活を安定させる第一歩になるでしょう。
私自身もこの絵を飾ってから、小さな幸運が重なるように感じています。焦らず、ゆっくりと、自分のペースで運を育てていく――そんな気持ちを支えてくれるのが、ドジョウの絵の魅力なのだと思います。
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