ヒャクニチソウという花の名前を聞くと、私はまず、夏の明るい日差しの中で元気に咲いている姿を思い浮かべます。赤やピンク、黄色、オレンジなど、とても色鮮やかで、見ているだけでも気持ちが明るくなるような花です。
ヒャクニチソウは漢字では「百日草」と書きます。その名前の通り、比較的長い期間にわたって花を楽しめることから、この名前が付いたとされています。ジニアという名前で呼ばれることもありますね。
私は車椅子で生活しているので、外へ出て季節の花を楽しむことが難しい日もあります。そんなとき、部屋の中に花の絵があると、それだけで季節を感じられることがあります。
本物の花を育てるとなると、水やりをしたり、鉢を移動させたり、枯れた部分を手入れしたりしなければなりません。私の場合、その作業が負担になることもあります。その点、花の絵なら自分の好きな場所に飾り、長く楽しむことができます。
特にヒャクニチソウは色彩が豊かなので、絵になっても存在感があります。
ところで、ヒャクニチソウの絵を部屋に飾る場合、「風水的にはどんな意味があるのだろう?」「玄関やリビングに飾ってもいいの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
今回は、ヒャクニチソウの絵について、風水的な意味や飾る場所を中心に、私なりにわかりやすく考えていきたいと思います。
ヒャクニチソウの風水的な意味とは?

ヒャクニチソウそのものに、風水で古くから決められた一つの意味が必ずある、というわけではありません。そのため、ここでは花の特徴や色、一般的な風水の考え方を組み合わせて見ていきます。
ヒャクニチソウの大きな特徴といえば、やはり長い期間にわたって花を咲かせるところでしょう。百日草という名前からも、「長く続く」「粘り強い」「元気を保つ」といった前向きなイメージにつながります。
風水を生活に取り入れるときも、こうした花の印象を大切にしてみると面白いと思います。私がヒャクニチソウの絵を見て最初に感じるのは、「元気」という言葉です。
赤、ピンク、オレンジ、黄色などの花が集まった絵なら、部屋全体がパッと華やかになります。何となく気持ちが沈んでいるときでも、明るい色を見ることで少し気分が変わることがあります。
風水では、色によって象徴するものが違うと考えられています。たとえば赤やオレンジなどの暖色系は、活動的な印象を与えてくれます。そのため、元気な雰囲気をつくりたい場所とは相性がよさそうです。
黄色のヒャクニチソウなら、明るさや楽しさを感じさせてくれます。黄色というと風水では金運を思い浮かべる方も多いでしょう。ただし、「黄色の絵を飾れば必ずお金が増える」といった単純なものではありません。
私は風水を考えるとき、何かを飾っただけで突然幸運が舞い込むというよりも、自分が気持ちよく生活できる空間をつくるためのヒントとして考えるようにしています。
ピンク色のヒャクニチソウなら、優しさや柔らかさを感じられます。人間関係や家庭の雰囲気を大切にしたい方なら、ピンクを中心とした絵を選ぶのもよいでしょう。
白いヒャクニチソウの絵なら、清潔感や落ち着きを感じられます。カラフルな絵が少し派手に感じる場合には、白を中心にした作品を選ぶ方法もあります。
このように同じヒャクニチソウの絵でも、花の色によって部屋に与える印象はかなり変わります。大切なのは、自分が絵を見た瞬間に「明るいな」「落ち着くな」「元気が出るな」と思えるかどうかではないでしょうか。
ヒャクニチソウの絵の飾る場所とは?
ヒャクニチソウの絵を風水を意識して飾るなら、まず候補にしたいのが玄関です。玄関は家の第一印象を決める場所でもあります。
外から帰ってきたとき、最初に目に入る場所に明るい花の絵があると、空間全体が華やかになります。赤や黄色、オレンジなどのヒャクニチソウが描かれた絵なら、殺風景になりやすい玄関にも彩りを加えてくれるでしょう。
ただし、玄関が狭い場合には、大きすぎる絵を飾ると圧迫感が出てしまうことがあります。
特に私のような車椅子ユーザーの場合、玄関や廊下では移動するためのスペースも重要です。絵そのものは場所をあまり取りませんが、額縁が大きく張り出していると邪魔になる可能性もあります。
そのため、玄関では動線を邪魔しない位置と高さを考えることが大切です。
次におすすめしたいのがリビングです。リビングは家族が集まったり、一日の中で長い時間を過ごしたりする場所です。ここにヒャクニチソウの絵を飾ると、部屋に明るく親しみやすい雰囲気を加えられます。
私なら、いろいろな色のヒャクニチソウが咲いている絵を選びたいですね。一輪だけを大きく描いた作品も素敵ですが、たくさんの花が咲いている絵には、にぎやかさや生命力のようなものを感じます。
家族とのコミュニケーションを大切にしたいなら、優しいピンクやオレンジを中心にした作品も似合うでしょう。
仕事部屋や勉強部屋に飾る方法もあります。長時間作業をしていると、どうしても気持ちが疲れてしまいます。そんなとき、視線を少し動かした場所に花の絵があると、ちょっとした気分転換になります。
黄色やオレンジなど明るい色のヒャクニチソウなら、活動的な空間づくりにも取り入れやすいでしょう。一方、寝室については少し考えて絵を選びたいところです。
寝室は休むための場所なので、赤やオレンジが画面いっぱいに広がった刺激の強い作品だと、人によっては落ち着かないかもしれません。寝室にヒャクニチソウの絵を飾るのであれば、白や淡いピンクなど、優しい色合いの作品を選ぶと取り入れやすいと思います。
また、廊下や階段付近など、少し寂しく感じる場所に飾るのもよいでしょう。普段あまり意識しない場所だからこそ、一枚の花の絵を加えるだけでも雰囲気が変わります。
ヒャクニチソウの解説
ヒャクニチソウの絵を選ぶときに私が大切だと思うのは、風水の意味だけで決めないことです。「この方角には絶対にこの色でなければならない」と考えすぎると、せっかく絵を飾ることが楽しくなくなってしまいます。
風水にはさまざまな流派や考え方があり、方角と色の組み合わせについても一つの絶対的なルールがあるわけではありません。だからこそ、私は最終的には「自分がその絵を好きかどうか」を大事にしたいと思っています。
毎日見るものですから、自分が好きではない絵を「運気が上がるらしいから」という理由だけで飾っても、何となく落ち着かないですよね。ヒャクニチソウには、赤、ピンク、黄色、オレンジ、白などさまざまな色があります。
元気な部屋にしたいなら赤やオレンジ、明るく楽しい印象にしたいなら黄色、優しい雰囲気をつくりたいならピンク、すっきりした印象を求めるなら白というように、自分の目的に合わせて選んでみるとよいでしょう。
さらに、絵の背景にも注目してみてください。青空を背景にヒャクニチソウが咲いている絵なら、開放感があります。緑の葉がたくさん描かれている作品なら、自然の中にいるような落ち着いた印象になります。
花瓶に入ったヒャクニチソウの静物画なら、玄関やリビングだけでなく、落ち着いた洋室にも合わせやすいでしょう。また、風水を意識するのであれば、絵を飾った後の状態も大切だと思います。
せっかくきれいな花の絵を飾っても、額縁にホコリがたまっていたり、周囲に物が積み上がっていたりすると、見たときの印象がよくありません。定期的に額縁を拭き、周囲を整理しておくだけでも、絵がずっときれいに見えます。
これは風水以前に、気持ちよく暮らすためにも大事なことですよね。私の場合、車椅子から見やすい高さも意識します。
一般的に絵を飾る高さが紹介されていても、それがすべての人にとって見やすいとは限りません。私は、自分が普段過ごしている位置から自然に目に入る高さを優先したほうがよいと思っています。
家族みんなで楽しむのであれば、立った状態と座った状態の両方から見やすい位置を探すのもよいでしょう。そして、絵を飾る場所を一度決めたからといって、ずっと同じ場所にする必要もありません。
季節や気分によって場所を変えるのも楽しいものです。ヒャクニチソウは夏から秋にかけて長く花を楽しめる植物ですから、夏には玄関、秋にはリビングというように移動させて楽しむ方法もあります。絵ならではの自由さですね。
最後に
ヒャクニチソウの絵は、色鮮やかで明るく、部屋に元気な印象を加えてくれる作品だと思います。百日草という名前から感じられる「長く咲き続ける」という特徴もあり、長続きや粘り強さ、前向きな生命力を連想しやすい花です。
風水的な意味を考える場合には、ヒャクニチソウだけに決まった意味を求めるのではなく、花の色や作品全体から受ける印象を組み合わせて考えるのがわかりやすいでしょう。
赤やオレンジなら活動的で元気な印象、黄色なら明るく楽しい印象、ピンクなら優しく穏やかな印象、白なら清潔感のある落ち着いた印象があります。
飾る場所としては、玄関やリビング、仕事部屋などが取り入れやすいと思います。寝室なら、少し優しい色合いの作品を選ぶと落ち着いた空間になじみやすいでしょう。ただ、私が一番大事にしたいのは、「どこに飾れば運気が上がるのか」だけを考えすぎないことです。
絵は毎日の生活の中で何度も目にするものです。好きなヒャクニチソウの絵を見て、「今日も頑張ろう」「きれいだな」と少しでも気持ちが明るくなるのであれば、それだけでも飾る意味は十分にあるのではないでしょうか。
私自身、自由に外出できない日でも、部屋の中に自然を感じられるものがあると気持ちが変わります。花の絵は場所を取らず、お世話をする必要もありません。それでいて、部屋の印象を大きく変えてくれます。
ヒャクニチソウのように長く元気に咲く花を眺めながら、焦らず、自分のペースで毎日を過ごす。そんな気持ちも込めながら、お気に入りの一枚を選んでみるのも素敵なのではないかと私は思います。
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