部屋にちょっとしたアクセントがほしいなあ、と思っていたある日、友人から「アライグマの絵なんてどう?」とすすめられました。え?アライグマ?たしかに可愛いけど、あれって夜行性だし、なんとなく縁起が良いイメージはないような…。
でも、実際に調べてみたら、アライグマの絵には思いがけない風水効果があることがわかってきたんです。
今回は、アライグマの絵を部屋に飾ることの風水的な意味や、おすすめの飾り場所、さらにアライグマという動物そのもののちょっとした豆知識なんかも交えて、素人ながらにまとめてみました。
私のように「ただ可愛いから飾りたい!」と思った方にも、ちょっと参考になればうれしいです。
アライグマの風水的な意味とは?
風水というと、龍や虎、金魚やフクロウのような縁起物が思い浮かびますが、アライグマのようなちょっと変わった動物にも意味があるの?と半信半疑で調べてみました。
でも、意外や意外。風水の解釈では、アライグマは「変化への柔軟な対応力」や「順応性」「機転の良さ」を象徴するとされることがあるそうなんです。
アライグマは環境の変化に強く、都市部でも自然の中でも適応して生きていく生命力を持っています。風水ではこの“適応力”が、人生の転機や変化に対する柔軟さを意味するとされ、特に「仕事運」や「家庭内の調和」を整えると考えられているようです。
また、アライグマが「手を洗う」しぐさをすることから、「浄化」や「再出発」の意味合いを込めることもできます。なにか過去の悪い流れを断ち切って、新たな一歩を踏み出したいときに、アライグマの絵がそっと背中を押してくれるかもしれませんね。
アライグマの絵の飾る場所とは?
では、アライグマの絵を飾るとしたら、どこが一番良いのでしょうか? これは目的によって少し変わってきます。
まず、仕事運アップを狙いたい場合は、家の北側か北西の方角に飾るのがオススメです。北はキャリアや知識、学びを司る方角とされていて、そこにアライグマのような柔軟性のある動物を飾ることで、「どんな環境でもうまくやっていける」というメッセージ性を強調できます。
一方、家族との調和や新たなスタートを求めている場合は、東や南東の方角に飾ると良いと言われています。特に引っ越しや転職、家族の新しい生活リズムに慣れたいときなどは、この方角にアライグマの絵を飾ると、自然とその流れに乗りやすくなるとも。
ちなみに、玄関に飾るのも吉とされます。玄関は「気」の出入り口なので、ここにアライグマの絵を飾ることで、「悪い流れを洗い流して、良い運気を招く」という浄化の意味が強まります。ただし、玄関の正面にドンと置くよりは、サイドに優しく飾るのがポイントです。
アライグマの解説
ところで、アライグマって本当はどんな生き物なんでしょうか? 絵を飾るにしても、ちょっとは知っておいたほうが親しみも湧くはず。
アライグマは、北アメリカ原産の哺乳類で、日本では外来種として知られています。よく知られているのは、水辺で前足を使って食べ物を洗うような仕草。実際には本当に洗っているわけではなく、手の感触で食べ物を確かめているんだとか。
このしぐさが「手を清める=清めの象徴」とされ、風水的にも「浄化」や「気の切り替え」のイメージが付いています。
また、非常に知能が高く、鍵を開けたりゴミ箱を開けたりする姿が報告されることもしばしば。どんな状況でも柔軟に対応して生き抜くその姿勢が、「順応性」や「機転の良さ」として高く評価されているんですね。
さらに、アライグマの外見もユニーク。黒い“マスク”のような模様とふさふさの尾、愛らしい手足は、見る人の心を和ませ、癒し効果も抜群です。インテリアとしても優しい存在感を放ってくれるでしょう。
最後に
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。私も最初は「アライグマって風水に関係あるの?」と疑問だらけでしたが、いろいろ調べてみると、その生き方やしぐさ、見た目のすべてが、意外と意味深いことに気づかされました。
もちろん、風水はあくまで考え方のひとつです。信じすぎる必要はありませんが、日々の暮らしのなかにちょっとした「意味」を添えるだけで、気持ちが軽くなることってありますよね。
アライグマの絵を、ただ可愛いから飾るのもいい。でも、そこに「変化を受け入れたい」「悪い流れを断ち切りたい」「柔軟な自分になりたい」というちょっとした思いを込めてみると、部屋の空気がふっと変わるかもしれません。
もしあなたも、何かを変えたいと思っているなら、そっとアライグマの絵を飾ってみてはいかがでしょうか? 私の部屋では、玄関の横でアライグマが今日もこっそり微笑んでいますよ。
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